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自己成長

「余裕でしょ」が地獄を生む

皆さん、こんにちは。今日は私たち学生が陥りがちな「計画の甘さ」と「確証バイアス」について、キャンパスライフの実体験を交えながらお話しします。

学生は本当に計画が甘い生き物

先週、期末レポートの提出が迫っていました。「3日もあれば十分書けるだろう」と考えた私。しかし現実は厳しく、資料収集から始まり、文献の読み込み、アウトラインの作成、本文執筆、参考文献リストの作成…と思わぬ作業の連続で、結局徹夜2回する羽目になりました。

これが学生の「計画の甘さ」の本質です。私たちは無意識のうちに最適な条件下で物事が進むことを前提に計画を立てます。「Wifiは繋がる」「図書館の本は借りられる」「集中力は続く」—こんな甘い想定が計画の根底にあるのです。

「いや、それは違うんだ!」—深掘りへの抵抗

面白いことに、この計画の甘さを指摘されると、多くの学生は防衛モードに入ります。先日、サークルの後輩が「この企画書、1日じゃ終わらないよ」と言われて、顔を真っ赤にして反論していました。

「いや、前回は課題が重なってただけだよ!」 「今回は事前にリサーチしてるから大丈夫なんだ!」 「前みたいにゲームはしないから時間はあるんだよ!」

深掘りされると、なぜかこらえられなくなるんですよね。これは自分の時間管理能力を否定されたように感じるからかもしれません。私も「そんなに時間かからないでしょ」と言われて詳細に説明し始めると、なぜか熱くなってしまいます。

「50%ルール」の威力

失敗から学び、今では見積もり時間の50%増しで計画を立てています。例えば:

  • 講義室まで10分と思ったら、15分で計画
  • グループ課題の作業2時間と思ったら、3時間確保
  • 友人との待ち合わせは15分前倒しで出発

先日のプレゼン準備も、「2時間で終わるだろう」という甘い見積もりに50%上乗せして3時間の時間枠を取りました。結果、スライドのデザインを修正する時間や、発表練習の時間も含めて、ちょうど良い時間配分になりました。

この「50%ルール」を適用してからは、提出直前に慌てる生活から解放されました。皆さんもぜひ試してみてください。

確証バイアス:思考の省エネ装置

先日、新しい勉強カフェに行きました。最初にコーヒーを一口飲んで「美味しい!」と思った瞬間から、店内の照明も、席の快適さも、Wifiの速度も、全てが良く見えてきました。これが「確証バイアス」です—自分が信じていることの裏付けを無意識に探す心理現象。

確証バイアスは単なる欠点ではありません。実は素晴らしい機能も持っています。例えば、ノートパソコンを買い替える時、全てのモデルを徹底比較していたら決断できません。「これで十分だ」と思えた時点で探求を止め、その選択を支持する情報だけを集めることで、心の安定を得られるのです。

選んだ専門ゼミについても、入ってからは教授の熱意や仲間の真面目さばかり気にして、課題の多さには目をつぶっていました。これも確証バイアスの働きです。

反証を試す勇気

確証バイアスに振り回されないためには、意識的に「反証」を探す習慣が効果的です。

例えば、私が人気の勉強法を試そうとしたとき、あえて批判的な意見も読みました。「この方法は理系科目には向かない」という情報もしっかり調べることで、より現実的な期待値を設定できました。結果、途中で挫折することなく、自分に合った形にアレンジして続けられています。

履修登録でも、良い評判の講義だけでなく、厳しい評価もチェックしました。「内容は面白いが課題が多い」という情報を得たおかげで、バイト日程との両立を考えた時間配分ができました。

恋愛と確証バイアス

しかし、すべての場面で反証を探すべきではありません。特に恋愛関係では、確証バイアスに従った方が幸せになれることも多いのです。

「もっと相性の良い人がサークルにいるかも」と常に考えていたら、関係は深まりません。私のサークルの先輩は付き合って1年目に「他の選択肢はどうだったか」と考え始め、結局別れに至りました。しかし新しい関係でも同じ疑問が生じ、今は「確証バイアスに従って、目の前の関係を大切にすべきだった」と後悔しています。

幸せなカップルは、お互いの良い面を意識的に探し、確証バイアスを味方につけています。時には「これで十分」と安心することも、心の安定には必要なのです。

まとめ:現実的な生活へ

計画は常に甘く、確証バイアスは常に存在します。これらを完全に克服するのではなく、上手に付き合うことが大切です。

  • 課題の時間見積もりには必ず50%の余裕を持たせる
  • 重要な決断(履修登録やサークル選び)の前には、意識的に反証も探してみる
  • 友人関係や恋愛では、適度に確証バイアスに従い、現在の関係に価値を見出す

完璧を目指すのではなく、「現実的な楽観主義」を心がけていきましょう。

参考本 思考の穴 著:アン・ウーキョン

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健康

食べすぎの悲劇

「あぁ、また食べ過ぎちゃった…」

こんなため息をつく人、決して少なくないはず。実は、このため息には科学的な根拠があるんです。食事の後に襲ってくるあの強烈な眠気やだるさ。まるでコアラのように意識が朦朧としてくる現象。これ、単なる食べ過ぎによる「食傷気味」だけではないんです。

食べ過ぎると、血糖値が急上昇。すると体は大慌てで血糖値を下げようとインスリンをドバドバ出します。この血糖値の急上昇・急降下という乱高下劇場が、私たちを眠気の渦に巻き込むわけです。まさに血糖値ジェットコースター、怖くないはずがありません。

さらに怖いのは、消化しきれていない食べ物が次々と腸に送り込まれる状態。腸内細菌たちが「もう勘弁してください!」と悲鳴を上げ始めます。結果、お肌はガサガサ、体臭は…まぁ、言わずもがなですよね。

「でも私、痩せてるから大丈夫!」

そう思っている方、ちょっと待って!お腹だけポッコリ出ている人は要注意です。見た目は細マッチョでも、実は内臓脂肪がどっさり。これぞ現代型のメタボリック予備軍です。実は体は賢くて(というか困ったことに)、余分な栄養を無限に脂肪として貯め込むことができるんです。筋肉や肝臓が「もう満タンです!」と断っても、脂肪細胞は「どんどん送ってください!」と両手を広げて待っているわけです。

ではどうすれば良いのか?

実は答えはシンプル。「食べない時間」を作ることです。これ、ダイエット界の最新トレンドではなく、人類の健康を支えてきた太古からの知恵なんです。内臓に休息を与え、インスリンの分泌を適正化し、細胞の生まれ変わりを促進する。まさに若返りの特効薬と言えるでしょう。

特に深刻なのは、肥満とガンの関係です。喫煙と並んで、肥満はガンの主要な原因となっています。つまり、食べ過ぎは単なる見た目の問題ではなく、命に関わる重大事なんです。

でも心配いりません。今すぐできることがあります。それは…今晩の夕食を少し控えめにすること。たった、それだけです。内臓たちはきっと「やっと休める!」と喜ぶはず。

健康も若さも、実は「足し算」ではなく「引き算」から始まるのかもしれません。さぁ、今日から「適度な空腹」を味方につけて、健康な明日を作っていきませんか?

あ、もちろん極端な食事制限はNG!バランスの取れた食生活の中に、ちょっとだけ「食べない時間」を取り入れる。それが私たちと内臓の幸せな関係を築く第一歩になるはずです。

【参考文献】 この記事は、『空腹こそ最強のクスリ』(著:青木厚)から多くの示唆を得ています。特に「食べない時間」の重要性や、内臓への負担についての知見は、これらの著作から学ばせていただきました。より詳しく知りたい方は、ぜひこれらの本をお手に取ってみてください。科学的根拠に基づいた、説得力のある内容がぎっしり詰まっています。

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人間関係

『逃げずに向き合おう – パートナーとの喧嘩後の建設的な解決法』

先日、私の友人から「彼氏と大喧嘩して、3日間まったく連絡を取っていない」という相談を受けました。彼女は気を紛らわすために、Netflixでドラマをイッキ見したり、ゲームに没頭したりしていたそうです。でも結局、心の中はモヤモヤしたままで、時間だけが空しく過ぎていったとのこと。

この話を聞いて、私も以前同じような経験をしたことを思い出しました。パートナーとの喧嘩後、「今は話したくない」と一人で散歩に出かけたり、本を読んだりして時間を潰していました。でも、その間も頭の中は喧嘩のことでいっぱいで、何をしても心から楽しめない状態でした。

確かに、喧嘩直後は感情が高ぶっているので、少し時間を置くことも必要かもしれません。でも、その「クールダウンの時間」を際限なく引き延ばしてしまうのは、決して良い選択とは言えないでしょう。

例えば、夫婦で家計の使い方について意見が対立したとします。奥さんは「必要な出費だった」と主張し、旦那さんは「無駄遣いだ」と言い張る。こんな時、お互いが黙り込んでスマホゲームに没頭したり、SNSを延々と眺めたりしても、問題は解決しません。むしろ、時間が経つほど溝が深まってしまう可能性すらあります。

大切なのは、適切なタイミングで話し合いの場を持つこと。ただし、この時に気をつけたいのが「感情的にならない」ということです。「あなたが○○だから」という責め立てるような言い方ではなく、「私は△△と感じた」というように、自分の気持ちを冷静に伝えることが重要です。

また、話し合いの際は「問題を解決すること」に焦点を当てましょう。「誰が悪いか」を追及するのではなく、「どうすれば互いが納得できるか」を考えることが建設的です。

確かに、大切な人との喧嘩は辛いものです。でも、その問題から目を背け続けることは、結果的により多くの時間と心のエネルギーを無駄にすることになります。勇気を出して向き合い、冷静に話し合うことで、関係性がより強くなることもあるはずです。

時には第三者に相談することも、解決への一つの手段となるかもしれません。ただし、最終的には当事者同士での対話が不可欠です。相手を思いやる気持ちを忘れずに、前向きな解決を目指していきたいものですね。

参考本

相手は変えられないならば自分が変わればいい       著:ラス・ハリス

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自己啓発

働くことを楽しめ

皆さんこんにちは。今日は、ひろゆきさんの本「2035年 最強の働き方」を参考にして私たちの働き方について考えてみたいと思います。

かつて日本には、「偏差値の高い大学→大企業→定年退職」という黄金のレールがありました。しかし、そのレールは今や錆びついて使い物にならなくなっています。まるで、スマホ全盛期にポケベルを探しているようなものですね。

最近、SNSで「自分らしい働き方」を実現している人を見かけると、つい羨ましくなってしまいますよね。でも、その人たちも必ずしも楽な道を歩んでいるわけではありません。仕事にストレスがないなんて、お菓子に砂糖が入っていないようなもの。つまり、ありえないんです。

大切なのは、自分の人生設計をしっかり考えること。就活生の皆さんも、企業ランキングに振り回されるのではなく、「自分はどんなプロフェッショナルになりたいのか」を軸に考えましょう。それは、種を蒔く前に土壌を選ぶようなものです。

また、「会社のために自己犠牲を払うべき」という考えは、今や古い携帯電話のように時代遅れです。代わりに必要なのは、自分が没頭できる時間を確保すること。仕事は効率的にこなし、オフタイムで自分の情熱を注げる活動をする。これは、限られた水をどう配分するかを考えるようなものです。

そして、独学力の重要性も忘れてはいけません。誰かに教えてもらえる環境を待つのではなく、自ら学びを得る力は、まさに人生という海を航海する際の羅針盤のようなものです。

ただし、注意点もあります。「利用しやすい人」になってはいけません。仕事は戦略的に受け、自分のスキルアップにつながるものを選びましょう。時には「NO」と言う勇気も必要です。

多少の厚かましさや強引さも、時には必要です。断られても気にしない精神は、まるでテフロン加工のフライパンのよう。何が降りかかっても、すぐに跳ね返せる強さを持ちましょう。

結局のところ、仕事は人生の一部であって全てではありません。いかに楽をして稼ぐか、頭を使って考えることは決して悪いことではありません。それは、限られた体力とエネルギーを最大限効率的に使うということです。

これからの時代を生き抜くためには、既存の価値観にとらわれず、自分なりの道を切り開いていく勇気が必要です。それは簡単な道のりではありませんが、その先には必ず自分らしい人生が待っているはずです。

さあ、明日からでも、一歩ずつ自分らしい働き方への道を歩み始めてみませんか?

今回参考にした本は、ひろゆき著「僕が若い人たちに伝えたい 2035年最強の働き方」です。未来に不安を持っている人は読んでみるといいかもしれません。

ひろゆき著 2035年最強の働き方

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自己成長

羨望の眼差しは時間泥棒

皆さん、こんにちは。今日は少し深いお話をさせていただきます。

私には贅沢できるほどのお金がありません。ある日、高級時計を持っている人を見て、「俺もあれくらい稼ぎたいな」と思ったことがありました。でも、ふと気づいたんです。今、毎日おいしいご飯が食べられていたり、好きな本を読んでいられるお金があったりと僕はとても楽しい毎日を送れているじゃないか!

これって人生でもよくあることじゃないですか?

【明日のための我慢は本当に必要?】

「いつか素敵な家を建てるぞ!」と言って、今の賃貸生活を否定的に見る人がいます。でも、今の家には今の家の良さがある。雨漏りの心配をする必要もないし、固定資産税も払う必要がない。

お金って、どこか魔物みたいなところがありますよね。見栄を張って高級車を買い、毎月のローンに追われる人がいます。これって、お金が主役になってしまっているんです。本当のお金持ちは違います。「このラーメン美味しいな」と1,000円のラーメンを心から楽しめる人こそ、本物の豊かさを知っているんです。

【簡単な道を選ぶ勇気】 山登りを例に考えてみましょう。 険しい岩場を選んで疲れ果てるより、整備された登山道を選んで頂上まで行けた方が、より多くの景色を楽しめますよね。人生も同じです。

【可能性は自分で閉じ込めている】 金魚鉢の中の金魚は、鉢の大きさが自分の世界だと思い込んでいます。でも実際には、もっと広い海があるんです。私たちも同じ。「自分にはできない」という思い込みが、実は自分で作った金魚鉢なんです。

私たちの心は、不安と幸せを同時に感じることができません。コップに水を注ぐように、幸せな気持ちで心を満たせば、不安な気持ちは自然とあふれ出ていくんです。

このような考え方をより深く理解したい方には、イ・ソユン著『The Having』をおすすめします。本書では、今日お話しした内容をより詳しく、実践的な方法とともに解説しています。

~本紹介~イ・ソユン著 The Having 

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今日という日を大切に過ごせることに感謝しながら、明日もまた一緒に成長していきましょう。

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人間関係

「男女脳の違いを知るだけで人間関係が変わる!  ~メンタリストDaiGoが明かす”脳の仕組み”活用術~」

【男女の脳の違いを知れば人間関係が劇的に改善する!】

皆さんこんにちは。今日は、メンタリストDaiGoさんの著書「男女脳戦略」をご紹介します。

「なぜ彼は一度に一つしかタスクをこなせないの?」 「どうして彼女は悩みを延々と話し続けるの?」

こんな疑問、持ったことありませんか?実は、これらはすべて脳の仕組みの違いから説明できるんです!

■男性脳と女性脳の決定的な違い

例えば、こんな場面を想像してみてください。 新しい家具を組み立てるとき、 男性:説明書を見ずに黙々と組み立て始める 女性:まずは説明書をしっかり読んで、周りに相談しながら進める

これって、まさに男女脳の特徴を表していますよね。

男性脳は「独立独歩型」。一つの課題に集中し、自分の力で解決したがります。一方、女性脳は「共感・協調型」。複数のタスクを同時にこなしながら、周りと情報を共有しつつ進めていく傾向があるんです。

■実践的なコミュニケーションのコツ

特に興味深いのが、褒め方の違い。

女性を褒めるなら: 「この企画、アイデアを練る段階からしっかり調査して、チームの意見も上手く取り入れていましたね!」 →プロセスに注目した褒め方が効果的

男性を褒めるなら: 「プレゼン大成功でしたね!クライアントの心をつかみましたね!」 →結果にフォーカスした端的な褒め方が◎

■ストレス対処法の違いにも要注意

女性が「今日、上司にこんなこと言われて…」と話し始めたら、解決策を提示する前にまずは傾聴を。女性脳は「話すこと」自体でストレス解消できるんです。

一方、男性が失敗したときは、すぐにアドバイスするのは逆効果。少し時間を置いて、本人が整理できる余裕を持たせましょう。

■ビジネスシーンでの活用法

特に興味深いのが、マーケティングへの応用です。女性向けサービスを展開する際は、情報共有や口コミを促進する仕組みを取り入れると効果的なんですよ。

この本を読むと、今まで理解できなかった異性の行動が「なるほど!」と腑に落ちること間違いなしです。職場での人間関係や、プライベートでのコミュニケーションが、きっとスムーズになりますよ。

皆さんも、この知識を活用して、より良い人間関係を築いてみませんか?

【今日のポイント】 ✔️ 男女の脳の違いを理解する ✔️ 相手の脳のタイプに合わせたコミュニケーションを心がける ✔️ 褒め方、フォローの仕方を工夫する

📚男女脳戦略📚著者:DaiGo

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お金

自分でお金を稼ぎたい!行動する前にまずはこの文章を読んでみてね

自分が売れると思う商品を作らない

誰もが経営者になりたい・独立したい・自分でお金を稼げるようになりたいといった夢を持ったことがあると思います。ジムを作ることや動画投稿をすることでもなんでもいいです。その時にどのような視点を持って商品を作ろうとしましたか?

まさか自分の視点だけで商品を作ったなんてことありませんよね?

そういう人の商品は、自己満足になりやすいです。自分は、世の中に必要とされている商品だと思っても世間の反応は真逆であった。自分が絶対伸びると思った動画を投稿しても数字はいまいちであった。

顧客がほしがる商品を作るためには、必ずと言っていいほど人の本能を刺激する商品を作る必要があります。その本能さえ知っていれば結果に大きく影響を与えてくれます。

ぜひ、独立をしたいと考えている人は参考にしてください。

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自分が欲しいものがなにか自身で分かっていないのが人間

人の決断は実は95%の無意識化で行われています。

そのため、自分が欲しいものはその時によって変わります。大前提、人の購買意欲を掻き立てるために必要なのは人の意識的な部分にアプローチせずに無意識にアプローチする必要があるのです。意識にアプローチするのは、お弁当のメインではなく漬物を何にするかを吟味するのと変わりません。売れていないのであればメインの部分を考えるべきですよね

ではその無意識化にアプローチするにはどのようなことをする必要があるのでしょうか?

人が持つ8つの基礎本能

人には、はるか昔から変わっていない本能があります。その本能は今でも変わっておらず、その基礎本能を知ることが顧客によりよい商品を提供するためにとても重要となってきます。

その基礎本能を紹介していきます。

①安らぎ

自分に危害を及ぼすものを避けたい願う欲求のことです。

皆さんはゲームの難易度を決める時にイージー・ノーマル・ハードとあった場合どの難易度を選びますか?

多くの人がノーマルを選ぶと答えたと思います。その理由は一番無難であるからです。つまり、安心感を得られるということです。

または、なるべく周囲の人と同じ行動をしたり、有名人がオススメした商品を選んだり人の購買時には安らぎをくれるものを選択する傾向があります。

②進める

明確なゴールに近づくことに喜びを覚える本能のことです。

私たちのモチベーションが高まりやすいのは、作業が少しでもゴールに近づいたという感覚があることです。

一時的に商品の値段を下げて顧客の焦りを誘う品や買うことでたまるスタンプといったものがあげられます。ゲームであれば、ログインボーナスがあげられます。一日でもログインを忘れてしまうとアイテムがゲットできなくなってしまうようにすると一日一回はゲームをプレイしようと促されてしまいますよね。

③決する

自分の仕事などをコントロールしたい・自分のアイデアを形にしたいという欲望のことです。

会議等で自分の発言が全く通らず、しゃべる気力が起きなくなった経験がありませんか?

自由がなくなると人のやる気は顕著に下がってしまいます。そのため、顧客に対しても買わされていると思わせるキャッチコピーはあまり効果的でないと考えることができます。

ちなみに、過保護で自主性を尊重しない子育てをしている親は考え直した方がいいと思います。仮に子供が間違っていたとしてもその意見を尊重してあげてください。自主性を尊重しないと子供のメンタルを大きく損なうことにつながってしまうからです。

④有する

良いものを手元に置いておきたい・手に入れたものを失いたくないという気持ちのことです。

人は得よりも損をしたくない生き物です。仮に2分の1の確率で10万円が当たりますが、外れた場合1万円払ってもらいますというチャレンジがあった場合、多くの人はやらないという選択をします。これを損失回避と言います。

良い情報・良い思考・良い時間を人は有したいと考えています。それらをシンプルな形で提供してあげると多くの顧客の感情に刺さります。難しい政治の問題を簡潔で分かりやすい形で提供するといったものです。

⑤属する

自分を受け入れる見方や人を作り、身の安全を確保したいという気持ちです。

どこかのグループに入っていたいという気持ちは誰もが持っています。そのわかりやすい例としてはSNSが挙げられます。

孤独を和らげるために電車の中でも、待ち合わせ時間までの短時間でもSNSを眺めている人がほとんどです。プロフィール部分に好きなアーティストであったり、好きなゲームだったりを載せているのはそのような人と仲良くなりたいと思っている人間の本能に則した行動であるとわかります。そのため、自分がどんな人間であるかを伝えることが重要となります。

⑥高める

他人から尊敬されたい・上の地位に就きたいという気持ちの働きです。

ボランティア活動に参加だったり、声を荒げて部下を叱ったりする場面を見たことがないでしょうか?

それはこの高めるという本能が働いているからです。自然食品やランキング制度といったものが商品例として挙げられます。

⑦伝える

仲間にアピールしたいという欲望のことです。

自慢話はわかりやすい伝えるという本能が発揮されているものです。自慢話を自分をアピールすることに直結します。ただ、自分でする自慢話はあまりよい印象を与えないので自分からするのは避けた方がいいと思います。

代表的な商品としては、SNSやアート、ジム会員といったものがあげられます。

⑧物語る

よくわからないものを理解・自分の行動への意味を感じたいという欲望です。

人は自分の人生をすべて一貫性を保ちたいと思う生き物です。そのため、ルーティーンワークをすることが安心するといったものが人の本能である物語るを意識していると考えられます。

商品のキャッチコピーでは論理というよりかはストーリーを使って人の感情にアプローチすることが大切であるとわかります。

ここまで8つの人の基礎本能を紹介してきました。自分が提供したい商品にこの本能をすべて組み込むことは難しいと思います。ただ、なるべく多くの本能の種類を組み込むことが商品の魅力になっていくことを覚えておいて下しさい。

最後に

ここで話したことは商品を売るために意識するべきポイントです。そのポイントの使い方をステップバイステップで書かれているのが進化論マーケティングという本です。自分で商品を提供したい人は一度このワークをやってみることをお勧めします。結果を出すための道が書かれているとてもためになるマーケティング本です。

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自己成長

自分の潜在能力を開花させたくないですか?まずは、この文章をよんでみて!

あなたの脳はまだ半分眠っている状態の可能性がある

自分の潜在能力がまだ眠ったままの人が多くいます。そして、潜在能力を開花させられるということを認識しなければ、人生一度も能力を出し切れることなく終わってしまうことにもなりかねません。そんなあなたの脳を完全に働かせるために必要になってくるのが脳の特性を知るということ。あなたは知っていますか?

脳がどんな時にパフォーマンスが向上し、フルパワーで発揮してくれるかを

脳のパフォーマンスを最大限発揮する方法を知ることで、自身が脳を働かせたいという場面で自由に働かせることができます。

今回参考にする本は、瀧 靖之の脳が目覚めるたった1つの習慣という本です。

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脳の欲求不満を見逃すな

大前提脳の欲求を満たせていないと脳は活性化してくれません。その脳の欲求とは、

幸せになりたい

という単純な欲求です。これを満たさなければ脳は半分眠っている状態になってしまい、思うように思考することができなくなってしまいます。自分が幸福だと思える選択をしてください。

ちなみに幸福な人は、

  1. 仕事のパフォーマンスが高い
  2. クリエイティブ
  3. 収入レベルが高い
  4. 結婚の成功率が高い
  5. 友達に恵まれる
  6. 健康

といったメリットがあります。脳は自分が心地よいと思うことにしか集中力を発揮してくれません。やらされているという感覚がある時点であなたは全く頭が使えていないと思ってください。

脳力のスイッチをONにする

脳の一部位である偏桃体は自分がやろうとしている物事に対して

【不快・嫌い】または【快・好き】

という感情のタグ付けをします。お察しの通り、この段階で「不快・嫌い」というタグ付けをされてしまった時点で能力はOFFになってしまいます。逆に「快・好き」というタグ付けをされると接近行動を示し、自分が興味あるものとして脳力がONになります。

脳力をONにするために必ず必要になってくるのが自分から幸せをつかみに行くという主体性が必要となるのです。受け身では脳力が活性化しないということを覚えておいてください。

常に好きなことができるとは限らない

ただ、時にはじぶんが面倒くさいと思うことをやらなければいけない時があります。そういう時は、もうどうしようもないのかというとそうではありません。自分が気の進まないことに対しても脳力をONにすることは可能です。それは、

その物事に対して自分なりのメリットを見いだそうとすること

嫌なことにも好奇心を持ち、メリットを見いだせる人は脳力を存分に発揮することができます。

仕事が嫌であるなら、興味があるけれど今まで話してこなかった人に話しかけてみようとか

勉強が嫌であるなら、その勉強をこなした後に待っているデザートを思い浮かべることやそこで勉強した内容がテストに出て得をしている自分の未来を想像することで脳力をONにすることができます。

嫌なことにも、自分なりのプラスの価値を見いだすことは一度身に付けるとあらゆる場面で使うことができます。

脳のレベルアップをしてあげる

たまに、もう老いぼれている自分には脳を成長させることはできないと考えている人がいますが、それは間違っています。

今まで味わったことのない経験をし、学ぶことで私たちの脳内にある神経細胞同士をつなぐ枝と呼ばれるネットワークを増やすことができます。その枝が多ければ多いほど仕事や物事の処理能力が高い人、能力が高い人になることができるのです。

その枝を増やし脳をレベルアップさせるのに効果的なのが趣味を極めるということです。脳には可塑性と汎化という性質があります。

可塑性とは、物事に順応し、成長する能力

汎化とは、何か一つの能力が伸びるとそれとは直接関係しない部分の能力も伸びていく

というものです。趣味を極めるとこれらの性質を高めることになり、脳力の強化につながるのです。趣味関しては、読書・スポーツ・料理などなんでもOKです。見つからないという人は、友達がやっているコミュニティに参加するということをしてみてください。趣味がないという人は、楽しみ方を分かっていないという人がほとんどであり、楽しみ方を知れば自分が熱中できることはすぐに見つかります。

コミュニケーションが脳を覚醒させる

ふだん、何気なくコミュニケーションだと思いますが、実はものすごく脳を活性化させているのです。逆に、コミュニケーションを放棄してしまってニートを決め込んでしまっている人は脳を総合的に向上させる機会を逃してしまっています。

コミュニケ―ションで特に用いられるのが前頭葉。その前頭葉を刺激してクリエイティビティを発揮させてくれるのが他人とのコミュニケーションなのです。

ただ、コミュニケーションが苦手という人は多くいますよね。

そのような人の課題としてあげられるのが相手への好奇心だと思います。相手に興味を持てないと脳力がOFFになってしまい、相手の話が全く頭に入ってきません。脳を働かせるために、相手の行動を見て褒めるという行為を習慣化させてみてください。褒められてうれしくない人はいませんのであなたへの印象がぐんっと上がります!

たった30分の運動があなたの脳を活性化させる

記憶力をコントロールする部位として海馬というものがあります。この海馬が発達していないと物忘れがひどくなったり、悪化すると認知症になったりしてしまいます。ここまでの脳力を向上させる行為をすることでも海馬を発達させることはできますが最も簡単な方法として少しの運動を一日に取り組むことをお勧めします。

運動というと、体がはちきれるくらい頑張らなくてはいけないと思うかもしれませんが、一日たった30分間だけ歩く程度の有酸素運動が脳の海馬を増やしてくれます。

そして、有酸素運動は肥満の解消にもつながりそれも海馬に大きな影響を与えてくれます。なぜなら肥満であると、1年で約2%海馬が委縮してしまうのです。2%というと誤差であると思ってしまいますが、年間2%という海馬の委縮率は認知症であるアルツハイマー病にも匹敵する率なのです。

睡眠を軽視してはいけない

十分な睡眠をすることも海馬を発達させることにもつながります。それはできていると思っている人でも睡眠をしっかりとれている人はいます。

最低でも8~9時間寝るようにしてみてください。実際8~9時間寝ている人は5~6時間しか寝ていない人と比べて海馬が大きいということが分かっています。

また、睡眠は、認知症の一種である「アルツハイマー型認知症」の原因物質アミロイドβなどといった有害物質を洗い流してくれる可能性があると言われています。

あなたの脳力はここから発揮される

自分の脳力は全く発達していないし、脳は全く機能していないという人は大きくいます。しかし、以上の内容を知っていることであなたは今までよりも脳を使え周りから信頼される存在にもなることができます。ぜひ今日から試してみてください。

↓より詳細に知りたい方は以下の本を読んでみることをお勧めします↓

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